霜月

今日は‼あれよ、あれよ?と言う間に11月も残すとこ、わずかとなりました(^_^;)
さて、最近急激に寒くなり、まさかの初雪?も都内でありましたね?
さて、皆様は体調如何お過ごしでしょうか?朝晩の冷え込みに空気の乾燥で風邪ひかれる方も多いようで。インフルエンザも早くも流行り始めている様子です。
それよりも!今猛威を奮っているのが感染性胃腸炎です。これはウィルス感染による胃腸炎で、毎年秋から冬にかけて多発する感染力の高い感染症です。
例えば皆様よくご存知の
ノロウィルスやロタウィルス等を筆頭に寄生虫などによる感染もあるとか❗
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、微熱が出る場合もあります。24時間から48時間続いたり、5~6日は体調が優れないような症状があります。場合によっては感染していても大した症状が出ずに、風邪の様な症状、無症状のままの場合もあるそうです。しかしながら、幼児や高齢者の場合、下痢、による脱水が激しい場合、点滴による輸液が必要になったり、高齢者の方々は吐瀉物を誤嚥してしまうと肺炎 の危険性もあるため、早目に内科などの医療機関を受診された方が良いと思われます。
ちなみにロタウィルスには予防接種ワクチンがあるそうですが、ノロウィルスには無いので予防が大切ですね。
外出から帰宅、トイレ後の手洗い、うがいは勿論ですが、調理される方は二枚貝、牡蛎などは、中心部までしっかり火を通す、調理後の手洗い、調理に使用したザルやまな板などの洗浄、消毒すると更に予防に繋がるでしょう。手洗いは普通の石鹸でも構いませんが、プッシュ式の泡石鹸が衛生面でも良いと思われます❗
両手のヒラと甲、指を組んで指の間や爪の隙間までよく泡立て、流水で、よくよく洗い流すのが基本です。手を拭くタオルやハンカチは洗濯仕立ての物を❗無ければキッチンペーパーの様な衛生的な紙を使う事をお薦めします。
又、御家族で罹患された方がいらしたら、吐瀉物などは必ず、使い捨ててもよい手袋、マスク、シャワーキャップ、エプロンを着用してから始末するようにして
処理した方はシャワーで全身洗い流すと、より安全です。罹患してしまったら、トイレを流す時必ず便器の蓋を閉めてから流すように意識しましょう。トイレ掃除は小まめに、床から拭き掃除されて、便器の周りや蓋の裏側も繰り返し拭き掃除されると感染しにくい状態でトイレを使用出来ると思います。色々な方、知己友人から話を聞くと、複数で同じ物を食べたのに私だけが❗と言うケースが多いので、疲れが溜まっていたり、なんとなく体調万全ではないと感じたら、酢牡蛎や殻つき牡蛎など、生の牡蛎は控えておいた方が宜しいかと思います。今オイスターバーなど、様々な牡蛎をいただけるお店もありますし、寒くなり身がプックリした牡蛎は海のミルクと言われるくらい、ミネラル、栄養たっぷりで、フライやピカタ、鍋、スープ、生以外でも、過熱をしっかり、調理器具の消毒を心掛けていれば今の時期の旬を美味しくいただきたい食材です。御自分の体調と相談して臨機応変に召し上がる事をお薦めします。飛行機のパイロットやドクターは休前日でなければ生牡蛎は食べないとか?ウィルスは鮮度とは関係なく、ウィルス持ちの二枚貝は、獲れたてでもウィルスはありますから、知識として頭に入れておけば、過剰な心配も必要無いと思います。当たり前の事ですが、充分な睡眠、栄養、足りていれば免疫力も心配ありませんが、これから師走にかけて、皆様御多忙な毎日かと思いますので、寒いから風邪をひく、体調崩すと思うより、忙しなくなってきて、知らず知らずに加速度を増して、体力、気力を酷使する季節に突入して、身体が悲鳴をあげていないか?睡眠不足ではないか?と身体の声に耳を傾けてあげる意識を持つ事が多忙な時期を健やかに乗り切り、新しい年を迎える秘訣ではないか?と思います。
話が前後しますが、胃腸炎にかかってしまったら?
無理に固形物は食べず、スポーツドリンクや、ゼリー状のもので下痢が止まるまでは済ませる。お医者様によっては抗生物質を処方されるかもしれません。人間1日2日食べなくても水分だけで大丈夫❗とお医者様に言われた事もあります。
下痢が止まり、空腹を感じたら消火の良い物を少しずつ、茶碗蒸しやゼリー
林檎をすりおろしたり煮た物を食べて胃腸を労ってあげると良いそうです。胃腸炎に関わらず、身体を暖める林檎をすりおろしたり煮たりしたものは病中病後の食べ物として適しています
銀杏も色付いてまいりました。予防できる事はして、
健やかに今年も最後まで過ごされますように.

 

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