梅雨と体調

皆さん、こんにちは!

 梅雨入りした途端に集中豪雨に見舞われたり、夏日を感じさせるような猛暑日が二~三日続き、既に熱中症の被害も出ていますが、今回は、梅雨時の体調について考えてみましょう。この時期には、何となく体調不良を感じる方々も多くいらっしゃると思います。
 例えば、昔骨折や怪我したところが疼くなどの、いわゆる古傷が痛む、膝、肩の関節が朝起床時に強ばる、痛む、腰痛が悪化する、頭痛、食欲不振などの不調を訴えられる患者さんも多くいらっしゃいます。
 大気の湿度に対して、東洋医学ではよく体内の湿度を取り上げますが、ここで言う体内の湿度とは体内に過剰に存在する水分の事です。外気の湿度が高くなると体内の湿度も高くなります。これにより関節痛や神経痛など様々な症状が悪化します。同様に口腔内でも舌が浮腫んだり、義歯の適合が合わなくなったり歯が浮いたような感覚や神経の浮腫みによる圧迫や三叉神経の痛みが舌や顔面部などに出る事もあります。
 季節病と言うように、人間の体は暑さ寒さ、気圧や湿度、ストレスにより不調になりますますので、常日頃に無い様な不調や痛みを感じたら、もしかしたら季節の変わり目に体がついていけないだけと言う事もあり、季節に合った食生活や、ちょっとした体の調整で改善されることも多いので、むやみに不安を抱えているよりは、行きつけのクリニック、医師に受診して不安を解消しましょう。心の不安は更に体の不調を悪化さますから、次回は梅雨時でも出来る体調管理やちょっとした生活上の簡単な心掛けやストレッチ等を御紹介してみましょう
湿度に負けず出来るだけ梅雨時を快適に乗り切り来たるべく猛暑の夏に備えていきましょう!(千明)

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