春の養生

瞬く間に3月を迎えましたね!
寒さも少しずつ和らぎ桜の開花が待ち遠しい季節ですが、春はストレスを感じる事の多い季節とも言われます。入学、卒業、就職、転職、退職等々
環境の変化に伴い、過剰なストレスが続くと心身共に疲労する事は皆様も経験あると思います。
東洋医学でも、心と身体は密接に結び付いており、
特にストレスに対しては
肝が重要な働きを果たしていると考えられておりますこの場合の肝とは、西洋医学の肝臓とはちょっと違うようで、情動を支配しているものとして考えられているようです。深刻な悩み事があったり、激しい怒りを感じると、肋骨の辺りが
張るような、押すと痛むような事があります。
過剰なストレスが続くと肝が傷つき、気(全身を巡る生命エネルギーの様な流れ、気功などの気も同じかと思われます)の流れが滞り、気滞→きたい、と言う状態になりやすく、気滞になると、イライラしたり、怒りっぽくなったり、逆に
落ち込みやすくなり情緒不安になりやすく、例えば
身体症状としては、腹部が張り、膨満感で食欲不振になったり、便秘や下痢を繰り返す胃腸障害や不眠症などが挙げられます。
気温の差が激しく、麗らかな暖かい日や寒の戻りを繰り返す不安定な陽気は
停滞した気が、急な気温の上昇で、上に↑頭にのぼると、めまいや動悸、耳鳴り、頭痛、のぼせなどの症状を引き起こす事もありますこの気の乱れ、肝の疲労を治療する方法としては
気を巡らせ肝の疲れを回復させるような施術、鍼灸ではツボに鍼で刺激を与えたりお灸で温めて気と血流を巡らせたり、漢方薬でも巡りを良くしたり頭に上った気を下に下ろすような効能のあるものを用います。
要するにストレスを溜め込む前に気分転換も大切に
簡単なストレッチや散歩やゆっくり入浴したり、心を休ませる時間を作るように心掛ける事が何よりの養生だという事ですね。
空や花を眺める余裕もない現代社会の慌ただしさの中では難しい事かもしれませんが、心が体に及ぼす多大な影響を考えると、何を差し置いても、自分の疲れた心を労るのは体を長く健やかに保つ一番の秘訣と言えるかもしれません心が安らぐ、喜ぶような事を思慮に入れてあげたい
そんな季節真っ最中です。深呼吸をしたり、伸びをしたりするだけで頭がスッキリしますね?あくびがやたらに出るのは睡眠不足の他にも、脳が酸素不足だから自然と酸素を取り入れようと身体か反応しているとか何となくエネルギーの巡りが悪いな、エネルギー不足だな、そう感じたら、取り敢えず直ぐに出来るのは
深呼吸、普段無意識に繰り返している呼吸に意識を向けてみましょう。
鼻から大きく息を吸う時に頭でゆっくり4数えます
胸一杯に吸ったところで
息を止め、人によりけりですが、6か7くらい頭でカウントし、口をすぼめて細く長~く吐き出すのに7か8カウントしてみます。カウントする事で意識を呼吸に集中させられます。カウント数は各自の肺活量にもよりますから自由に
吸う時の倍の時間をかけて吐くのがポイントです。
これを3セット行うだけで乗り物酔いや軽いパニック障害や過呼吸などに効き目があります。意識を呼吸に集中する事を1日一回は思い出してみるとか。足の指をお猿さんみたいにギューッと縮めてパッと力を抜く両肩をギューッと上げて
息を吸ってストンと脱力しながら息を吐く、これも3セットくらい、どちらも停滞した気や血流の流れを良くする効き目があります。思い出したら、やってみて下さいね。目をギューッと顔がクシャクシャになるくらいつむる(>_<)数秒したらパッと目を開ける。パソコンなどデスクワークで疲れた眼精疲労にも効きますどれも、その場で時間もかからず出来る事です。
モノは試しと思っていただけたらと思います。
桜を見上げる花見の人達の顔は穏やかで柔らかい表情ですね。そんな表情に自然となれるシチュエーションを工夫してみるのも春を楽しむ、小さなコツかもしれません。
何か少しでもお役に立てたら、そんな雑文ではございますが、お付き合いいただき有り難うございました。
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